断捨離してみた
2018年を迎えたあたりから、私の環境に変化が現れ始める。
この環境の変化が要因の一つかもしれないが、急に部屋の掃除と模様替えをしたくなった(最大の要因は、非生産的な休日の過ごし方に疑問を感じてたこと...)。
掃除を始める前に頭に浮かんだ言葉がある。「断捨離」だ。
「断捨離」という言葉を知っていたが、本質的な意味は知らなかった(物を捨てればいいんだろぐらいに思っていた)。
そもそも「断捨離」とは?
wikipediaによると
断捨離(だんしゃり)とは、不要な物を減らし、生活に調和をもたらそうとする思想であり、やましたひでこ(山下英子)の著書において発表された。
断捨離は、「もったいない」という固定観念に凝り固まってしまった心を、ヨーガの行法である断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)を応用し、
- 断:入ってくるいらない物を断つ。
- 捨:家にずっとあるいらない物を捨てる。
- 離:物への執着から離れる。
として不要な物を断ち、捨てることで、物への執着から離れ、自身で作り出している重荷からの解放を図り、身軽で快適な生活と人生を手に入れることが目的である。ヨーガの行法が元になっている為、単なる片付けとは一線を引く。
なかなか奥が深い。
特に「物への執着から離れ」という言葉が印象的。
他のサイトや実践事例を参考にすると、物を捨てる行為を通して「物と向き合い、自分にある執着心を捨てていく」というのが本質であると説明があった。断捨離は「物を捨てる」ことが目的ではなく、上記にもあるように「自分で作り出してる重荷(執着心とか)から解放を図る」というのが目的であり、物を捨てる行為はあくまで手段にすぎない。へー。
自分なりの断捨離を試みてみることにした。
以下、私の体験談。
部屋にあった全ての物を広げ、物と向き合い「いる」「いらない(捨てる、あげる、雑巾等にする)」と選別していく作業をおこなった。物と向き合うって選別するって作業がすごく時間がかかる。
選別する作業を行う中での気づきを書くと
「執着心」=「不安」である。
この「不安」って具体的になんだろーと突き止めていくと「足らなかったどうしよう」って思考である。ある種の「余計な心配」である。「いらない物」を捨てずに取っておくということは「不安」と共存しているようなものだ。
結果的に「いらない」と選別した物が自分の前から無くなったところで、何ら支障はなかった。
断捨離をしてよかったこと
・部屋がスッキリした。
・部屋が片付いた状態が持続してる。
・自分の所有物の把握ができた。
・よく吟味して買い物をするようになった。
・必要な物、好きな物しかないと部屋の居心地がよくなる(好きなものに囲まれる生活)。
たぶん気の持ちようだと思うけど...部屋にいると気分がいい。ってのが一番よかったことかな。断捨離の本質である執着心を捨てるという行為で、私自身に起こったことや変化等は、まだ感じられないので後々報告していこうかと。
最後に、私の体験談から断捨離をする上で注意してほしいこと
断捨離をしていくと途中で「断捨離ハイ」みたいな状況に陥って、何でもかんでも捨てそうになりました。まず「物と向き合う」を必ず忘れないでね。
それと「執着」と「愛着」は違うよ!その辺も頭に入れて「物と向き合って」みてね!
そんじゃーね。